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みごにゃ ラバオクエスト夢追い旅 

2006年11月12日 ()
メインジョブが合わない者同士で遊ぶとき。

何をしていますか?


互いのLvが合うジョブがあればいいのですが。
往々にして合わないものです。



レベル制限エリアとかあるだろ?
あー、ありますねぇ。


でも、装備がなかったりします。

そんなときにオススメなのが、長めのクエスト。
普段行かない所を訪れるなら、そこに関連のあるショートなクエストも一緒にこなせば日曜日のお昼から夕方までシッカリ遊べますよ。


あー?ホントか?



ラバオのクエスト「夢追い旅」を1年前にフレンド3人でやりました。
俺とWi嬢はその実、報酬の転売が目的だったりw。
髭様(伏せ字になってない気がする)はストーリーにも報酬の性能にもいたく感心していて、これに続く連続クエスト「黄金のたてがみ」もやりたいねぇ、って久しぶりに3人で会った折に言っておりました。


はて?

どんな話だったっけ?

と言うわけで、復習兼ねて「夢追い旅」のまとめ。
いやいや、「黄金のたてがみ」をするのはいつになるのかわからないから予習になるのかもしれんです。
NPCの台詞にちょいと独り言混ぜ込んでます。
ちょーネタバレにつき折りたたみ。
Open↓

1.借金王

 荒涼たるゼプウェル島のオアシス、ラバオ。
湧水を湛え、僅かながらも人の営みがある。

 オアシスの片隅にある露店では、チョビ髭の中年男が突き出た腹のバランスを取るように背中を反らしながら、荷物の山を相手に大儀そうに段取りをしていた。
「あの荷物はサンドリアに運ぶ、と。あっちのは・・・・・・」
遠巻きに見ていたつもりだったが、こちらの視線を感じたのか中年男が話しかけてきた。
「おや、冒険者の方。何かご用ですか?私は荷運び屋を営んでいるルードルフォと申します」
路銀の足しに仕事を探している流れ者と見たのか、それにしては見かけによらず随分丁寧な物言いだけれど、別段仕事が欲しいわけではないので適当にあしらうつもりで口を開きかけたとき、大きな声がした。
「サンクティア!サンクティア!」
聞き慣れない異国の言葉であっても、語尾からそれが女性名詞であると判る。
「ルードルフォ親方、サンクティアを知りませんか?」
それまで大声で叫んでいたあご髭の男が、ルードルフォに向き直って訊いた。
「やっと給料が入ったから、ずいぶんと遅れたがあの娘の誕生日を祝ってやろうと思ったのに姿を見せなくて……」
ラバオ自体はそれほど広くない。しかし、ひとたび外に出たならば探すことは容易ではない。
「やれやれ。チェルバデュライさんよ。給料が出たんなら、俺から借りてる一万ギル、返してくれよ」
狭いところだから、どこで誰が何をしているかなんてすぐに分かるのだろう。冒険者のような装備をしたヒュームの男たちが現れ、顎髭の男に返済の催促をしてきた。
「やめなさいよ。サンクティアが何ヶ月、壊れた装備を着続けてると思ってるの?」
また、その様子を聞きつけチェルバデュライの肩を持つ者も出てきた。そのサンクティアという娘の仕事仲間らしい。男たちもチェルバデュライも同じ仕事に従事しているようだ。
「砂漠を越えて、重い荷物を運んで……こんな辛い仕事をしてるってのに、あんな装備じゃ見てられないわ。」
「でも借りた金を返すのはあたりまえのことだろ。借金だらけで身包みはがされて追い出されたってのに、ここでも、ラッキーロールでスるんだからさぁ……」
ギャンブルで身代潰す人物だったのか。しかし、ラッキーロールでカモになるとは。
「いやはや、面目ない。返す言葉もない」
「こんな安月給で辺境巡りだからねぇ。娯楽がないのはしょうがないが、故郷に奥さんと赤ん坊を残してきてるんでしょう。だったらお金なんか借りてないで、お金を稼いで仕送りしなきゃあ」
「いやはや、まったくその通りで。はい」
「ほら、無駄口はそこまでだ。おまえたち。次の荷運びの準備は終わったのか? 急がんと間に合わんぞ」
ルードルフォが話を切った。

チョビ髭と顎髭

「ところでチェルバデュライ。娘の誕生日祝いってことで、おまえに休みをやったわけだが……肝心の娘が消えたからといって、明日も休みにするわけにはいかんぞ。わかってるな?」
「あ、はい。もちろんです、わかってます……」
本当だろうか?
「……それにまさか、逃げたんじゃないだろうな?お前の借金は、おまえひとりじゃ一生かかっても払えん額だ。あの若い娘っこならあと30年は働けるだろうから、それでようやく、めどがつくぐらい……そのこと、あの娘にはよーく言い聞かせてあるだろうな?」
逃げたと思う。
「そんな、まさか、娘が私を置いて逃げるだなんて……」
その自信はどこから来るのだろう。逃げたんじゃないのか。
「フン、それならいいがな。どこか抜けてるあのむすめのことだ。ゾリボの話を真に受けて、滅びたダブナジア候国でも目指したんじゃないかと思ってな」
「…… サンクティア……おまえもとうとう、父さんに愛想着かしてしまったのか……?」

極めて順当だと思います。



2.ゾリボ

 サンクティアがどこへ行こうと構わない話だ。
あの父親の所に戻る道理はないだろう。アルテパの砂漠の中から見つけ出すことは困難だろうし、ましてや他の大陸に渡ったとするなら。
ただ、行き倒れてしまうのは忍びない。
理由はどうにでもなる。手がかりはゾリボという名だ。
ゾリボ

「荷運びのサンクティアがいなくなってしまったのじゃと?それで……チェルバデュライさんがさがしまわっていると?」
気さくな感じのガルカだ。相変わらず年齢の読めない連中だが、言葉使いからそう若くはなさそうだ。
「……まさかとは思うが、ワシがノーグで聞いてきた噂話を信じてしまったのじゃろか」
噂話でもきっかけになるのは冒険の常だ。十分な動機たり得る。
「冒険者よ、頼みがある。サンクティアを捜してやってくれい。あの娘は、20年前の対戦で滅びたダブナジア候国を目指しているのかもしれん。もしそうであるなら、ダブナジア群島へ渡るための船を求めて、ノーグに行ったことじゃろう。しかしノーグは、バストア海賊どもの巣窟。サンクティアは、ひどい目にあわされるやも……」
なるほど、オッサンの与太話に乗っかって家出したって事か。まぁ、あんな親父じゃそれも仕方ない話だ。
人助けではあるがそれにはひとつ足りない。思案したようなフリをしてみる。
「報酬はワシが出そう。ノーグでサンクティアを捜してくれい」


この冒険者家業。断るほど忙しい身でもない。ノーグへ行ってみるとするか。



3.海賊ソヒョン

 カザムから鬱蒼としたジャングルを抜け、魚人サハギン達が見受けられる様になると海蛇の岩窟も近い。この奥にノーグがある。魔物をやり過ごすことが出来れば、実は容易に出入りが出来る。
とはいえ、ラバオから随分と離れたところだ。滅びたタブナジアに定期船がないのは当然だからノーグで船を探すのも分からないではないが、そもそもダブナジアはエルシモ島よりラバオのあるゼプウェル島の方が近い。
サンクティアは本当にノーグに来ているのだろうか。荷運びの仕事をしていたくらいだから、旅慣れているのかも知れないが。

 ノーグは洞窟の中で広くなっている空間を利用して街が作られている。
尋ね人は聞き込みで情報を得なくてはならない。広いとはいえ所詮は穴の中、シラミ潰しに回っても大した手間ではない。

「なんだい、汗くせぇ冒険者だな! こちとらせっかく一仕事終えて、一杯やってんだ!さっさと出てきな!」
盛り場で酒盛りをしている三人組の海賊がいた。
声を掛けてみると、酒の肴が足りないらしく絡んできた。
「へへへ、どうだ、うまそうな飲み物だろう。いいか、若造。これはなぁ、東の国でしか手にハイらネェもんなんだ」
「小僧。俺たち海賊はな、おまえみたいな冒険者きどりが大っ嫌えなんだ。船のひとつも持ってネェおまえたちの冒険なんざ、俺たちから見りゃガキのおままごと身てぇなもんだぜ」
確かに海の深さは知らないが、お前達だって陸の奥地は知らんだろうが。
ソヒョン

「おお?なんか言い返したいような顔だな。じゃあ、海賊の俺たちが驚くような変わったもんを持ってきたら、一杯、飲ませてやるぞ」
「へへへ。まぁ、おまえのようなチンケな冒険者にゃ所詮無理な話だろうぜ。ソヒョンのアニキは、俺たち海賊の憧れ、肩に乗ってしゃべくりまくる鳥を飼ったことがあんだぜ?」
こいつソヒョンっていうのか。チンケな名前だぜ。それに肩の上でのべつ幕無しベラベラやられたら頭痛がしてこないか?
「あとはもう、俺たち海賊の憧れ、赤いヒゲでもはやしてみせるしかないだろうな」
おまえら変なもんばっか憧れるのな。
「……ワッハハハハ。そりゃさすがに無理を言い過ぎだ。じゃあ、こういうのもアリにしてやろう。俺が満足するような一杯を持ってきたら、ここノーグにあるもんで、おまえがほしいもんをひとつやろう」
おいおい、アニキとやら、おまえそんな約束できるほどなのか?まぁいいや。
「ハハハ、そりゃあいい。この前、ノーグに迷い込んできたミルク臭い子猫ちゃんでいいんじゃネェか?」
ミスラか?そんなら目的と違うんだが。
「待てよ!行っただろ、あれは俺のお気に入りだってよ!?」
ブックマークか?。そんなことねぇわな。
「落ち着け、バカども、……まぁ、用件はわかったな、冒険者。冒険者ならでは洒落た一杯を待ってるぜ?フッフッフ」
俺の用件はミスラじゃないんだけどな。

……ミスラでもいいか。



4.コロロカの巨大な貝
 サンクティアがゼプウェル島からノーグに進むとすればどうしただろうか。
最終的にはジュノから出る飛空艇に乗るのが一番簡単な方法だと思う。もっとも、飛空艇はカザムに着くからそこからジャングルを進まねばならない。
マウラから漁船を使う手もある。
だとするとやはりジュノ経由でウィンダスを廻った方がいいだろう。
ノーグに行ったのではないだろうかとゾリボは考えているが、そうではないこともある。
そもそもマウラで船が手に入るなら、なにも海賊の巣窟に入る必要などない。
ならばジュノとラバオのあるゼプウェル島を結ぶにはどうするかと言えば、コロロカの洞門を通ってバストゥークへ出るのが定石だ。
その昔、アリの獣人に追われたガルカ達が避難した道。
魔物があちらこちらにいるのだけれど、道は一本ではないから奴らに見つからずに歩みを進めるのも困難ではない。
びっくくらむ
 コロロカの話を何故しているかといえば、ソヒョンの野郎に言われた洒落た一杯ってヤツを都合するために、朝から薄暗い穴の中をウロウロしているからだった。
この洞窟にはでっかい二枚貝が生息していて、こいつがためている水が甘露だって話なんだが、ナリは大きいクセに貯めていると言うにはほど遠い量しかない。
だから、水筒が一杯になるまでいくつも貝を探さなくちゃならない。


確かサンクティアっていう娘を捜していたはずだが、今はでっかい貝を探している。
サンクティアはこの洞門を通ったのだろうか。
びっくりくらむ
でっかい貝のどれかにサンクティアが入ってると話が早くていいんだが。
それでも4つ目にして水筒を一杯にすることが出来た。
さあ、薄暗い所はさっさとおさらばしてノーグに戻るとするか。



あー。ノーグも薄暗かったな。

参考:大きな貝殻Giant Clamの位置(貝殻じゃフタ開かねぇよな)
http://www.ffxi-atlas.com/maps/korroloka_tunnel/general/



5.かみさん

「これを飲んでみろっていうのか?どれどれ……」
ソヒョンは今日も盛り場にいた。渡した水筒の中の透き通った液体を覗き込んでから口をつけた。こいつの飲み方は我飲みってヤツで味わうことを知らない。
「なんだ!こりゃ水じゃねぇか!!!どういうつもりだ!!!」
まぁ、水だろうな。
「おまえさんは飲みすぎだよ。もう、味もなにもわからなくなってんだろ?それで口をゆすいで、ちょっとは身体を休ませなさい!」
「チッ!かみさんの入れ知恵かよ!余計なお世話だぜ!」
「そうさ、これは、おまえさんのお世話だよ!その水は世界一おいしくて、身体にいい水。コロロカの洞門にある巨大な貝殻にたまった水だ。じっくり味わってみな。ただの水じゃないってことがわかるはずだよ」
飲みすぎ胃のもたれ

「……」
ワシュウという盛り場のかみさんに捲し立てられ酔いが覚めたのかそれとも白けたのか、ソヒョンは暫く考えた込んだ。
いや、そんなフリをしただけだろう。
「わかった、わかった。たしかに苦労はしてきたようだしな、約束は守ってやるさ。ノーグの入口当たりにいるギムブに話しかけてみな。ほら、このカギ見せりゃ、わかるだろ」



6.間抜けな奴ら

「あの2人組の女の方を出せってお達しかい?ちょっと待ってな」
ギムブというのはガルカは見張り番だった。ヤツと同じような堅牢な扉の前で酒瓶と一緒に見張りをしていた。カギを見せると、よそ者に何の疑いもなく扉を開けた。
「おい、ちょっと待て。女の方は、どこにやった?あのどこか抜けてる女だ」
扉から出てきたのはサンクティアでは勿論なく、子猫ちゃんでもなかった。
「サンクティアなら、ずいぶん前に、抜け出したのでアルクポよ」
そう、クポクポ言う生き物、モーグリ族だ。え!?サンクティア?
「サンクティアが自分の分のご飯をくれるっていうから、お返しにプリズムパウダーを分けてあげたのでアルクポ。サンクティアはでっかい夢があるらしいクポアルね!賞金稼ぎになるつもりアルクポ」
聞かないことまで喋るヤツに身体検査もしないヤツか。
荷運び屋の大将もサンクティアが抜けてるって言ってたが、こいつらもご同類だ。
このやりとりを見ていた忍者風のヒュームの男が、
「おいおい、あの娘。本当に、伝説の賞金稼ぎ『黄金のたてがみ』をさがすつもりなのか?そいつは、あの有名な盗賊団の団長アタルフォーネを縛りクビまで持ってった男だぜ?ものすごい額の懸賞金を貰ったって話だが、そんな奴を盗賊団の残党どもが黙って見逃したはずはねぇ。あの後、そいつが姿を消したのは、やつらに報復されたからさ」
「それでももしも、そいつが生きているとしたら、盗賊団の残党どもの追っ手に見つからなかったってことだ。そんなにうまく隠れてるんじゃ、あんな小娘に見つけられはずがない」
コエツというヒュームの言葉をギムブが続けた。
なるほどな。ゾリボがラバオでみやげ話のつもりでこの話をしていたのか。
男たちは聞き流しただろうが、サンクティアはなにか都合良く早呑み込みしたみたいだな。ノーグに来たのはこの噂話ともつかない賞金稼ぎの話を聞くためなのか?
ギムブ

「それに、あの男を捜しているって噂になったら、アタルフォーネ盗賊団の残党どもに目をつけられることになるぜ?ここで頭を冷やしてもらってたのは、ギルガメッシュの親分に、そこんところを説明してもらおうと思ってたからなのにな」
「そ、そんな!困るのでアルクポ!?サンクティアはバストゥークに行くって行ってたのでアルクポ!」
「なんてこった。まさか、バストゥーク行きの船に、隠れ乗っていったのか?あの船の女船長チエカは、『鬼女』の異名を持つ女だ。隠れ乗ってるのがばれたら、荒海に蹴落とされちまうぜ」
「そ、それは大変なことアルクポ!すぐ助けに行くクポ!」
「あっ、待て、畜生!!あいつにも逃げられちまった!!!なんてこった!!!」
あーあ。しらねぇぞ。
それにしても渡航用の船を探してるんじゃなくて密航か。バストゥークに直行したってことはその『黄金のたてがみ』の直近の情報があるってことだろうか?
サンクティアは見つからずに済んだのだろうか?

ああ、バストゥークには行ったばかりだというのに。



7.天晶堂

 まさか海賊とつながりのある船がウィンダスならともかく、バストゥークにあからさまに出入りしているとは思えない。
というのは建前の話で、港の一角にある倉庫で商いをしている天晶堂に行けば鬼女チエカの船の話が聞けるに違いない。

「やれやれ。この前の荷下ろしは、チエカ船長のヒステリーがいつもよりも数段ひどくて参ったぜ」
倉庫の上にある事務所で天晶堂のカゲトラは独りごちていた。
俺が立っているのに気がつくと振り返り、
「……と、なんだ?なんの用だ?サンクティアって娘を捜している? ああ、その娘ならチエカが荷に詰め込んで、海に投げ捨てたって話だ」
なんてことだ。
「何でも、タブナジアに行きてぇなんて騒ぐから、お望み通り、タブナジアの沖で海に落としてやったらしい。まったく、アタルフォーネの名前さえ出さなけりゃ、チエカ船長だって容赦してやっただろうにな」
なんだ、バストゥークに情報があったわけじゃないのか。直球でタブナジアを目指してたのか。
「チエカ船長は、若い頃、さんざアタルフォーネに利用されて捨てられたからなぁ。今ごろは、お魚さんのえさになってるんじゃないか?」
どうやらゾリボ、いや、あの借金王にも辛い知らせをしなくては……あえて、報告しないのも手か。
影虎
どうしたものかと考えていると、倉庫からひとりのガルカが階段を上がってきた。
「カゲトラさん、チエカ船長の船の積み荷ですが、箱がひとつ空っぽでした。東方の玉璧が入っていたようなんですが……」
「なんだと?荷下ろしのとき、中身はおまえが確認したんじゃないのか!?おまえの責任だ。東方の玉璧を、どうにかして集めるんだな。待ってる客の分、最低、5つは必要だ」
「……すいません、努力します」
カゲトラに怒鳴られてガルカは倉庫へ戻っていった。
「しかし……チエカ船長みたいながめつい女が空っぽの箱を運ぶわけがねぇ……。いったいどこであの箱は空っぽになっちまったんだ?まったく、このごろついてねぇな」
おいおいそれってもしかして……





8.荷物

「!」
カゲトラに怒鳴られていたガルカに東方のなんとかって奴を都合して渡してやった。
「おまえは、冒険者、か?気が利くな。しかし、受け取っていいのか?この代金は払えない……」
そんなことより聞きたいことがある。
「俺の話を聞いてくれ。荷下ろしのときに、この箱は空っぽだってこと、すでに気付いていたんだ。かわりに、この箱の中には、かわいらしい娘さんが入っていた。まぁ、実のところ彼女は透明になっていたから、かわいらしいかどうか顔は見えなかったがな。あの娘さんはきっと、今度の航海で、チエカ船長に箱詰めにされて海に落とされたという娘さんだろう。誰かが手を貸したか、機転を利かせたか、とにかく助かってよかった」
どうにも、辻褄が合わない話で、そうかといって全部を話してくれてるようにも思えないが、あのモーグリが渡したプリズムパウダーがまだ持ってたってこと、それと生きていることは確かなようだ。
天晶堂倉庫
「……ん?その娘さんを捜しているというのか?サンクティアという名前じゃなかったかって?それが、ここにいる他の人間に気づかれないように、私たちは、言葉を交わすことはなかったんだ。けれども、彼女はセルビナに向かったと思うよ。船乗りの話では、彼女はタブナジア群島に行こうとしていたらしいからね。本当か知らないが、セルビナの近くにある洞窟に、妙な闇の吹き溜まりがあって、そこからタブナジア群島にいけるとか……。しかし、そこへ入って二度と戻ってこなかった奴もいるらしい。セルビナではその話で持ちきりだそうだから、あの娘さんもその話を聞いたら諦めるだろう。そうだ。セルビナでもし会うことがあったら、よろしく伝えてくれな」
おまえ、本当は入れ知恵したろう。
言葉も交わさずに、セルビナからダブナジアへ行けることは教えられないじゃないか。
と言いかけたがやめた。
まったく、ゾリボといい、ギムブといい、こいつといい、ガルカはなんでこんなに人がいいのか。





いや、火に油を注いでるだけかもしれん。



9.町長

町長「なんじゃと?サンクティアという娘さんを捜しているのじゃと?ふむふむ、ずいぶんと前にそんな娘さんがきたが、とっくに町を出て行ったぞ。ほら、前におぬしにも話したじゃろう。アタルフォーネ盗賊団がどうとかいっておった娘さんじゃよ」
セルビナの事情と言えば町長に聞くのが一番速い。
と思ったのだが、別件で訪れた際にチラッと聞いていたらしい。サンクティア捜索の件でバストゥークからセルビナに来るまでに少し時間が空いたとはいえまたもや入れ違いだ。「よく思い出してみると、彼女は、アタルフォーネ盗賊団をどうこうした賞金稼ぎを捜しているとかで尋ねてきたらしいんじゃ。ルーヴランスもまた、その賞金稼ぎを捜しているという噂を聞いたんじゃが……」
ルーヴランスとはその別件で関わりになった没落貴族のエルヴァーンだが、それだけに隠し事も多い様だ。まぁ、サンクティアの捜索とは関係ないのでこれはまた別の機会に。
「……なに?あの娘さん、タブナジア群島へ渡ると言っていたじゃと? バルクルム砂丘の洞窟に向かった?」
口元に手を当て、町長は少し考えてから思い出したように、
「あそこに現れとる、恐ろしい渦には誰も近づかないようにと、ジュノの高官とやらからお達しが出とるぞ。あの渦に吸い込まれた旅人もいるという噂じゃしのう、あの娘さんにはもう二度と会えんかもしれんな」





10.ダブナジア

 渦の向こう側にも地面があった。草も生えていた。
サンクティアは小走りに洞窟の中から出てきた。
「うーん。あれからそんなに経っちゃったなんてやっぱり信じられないわ」
その後をあのモーグリが羽をパタつかせながら、必死で追いかけて来た。
「ついこの間、あの変な真っ暗闇の中に落っこちちゃったばっかりだと思ったのに」
「サンクティア、あれは『虚ろなる闇』アルクポ!モーグリがいなかったらお陀仏だったのでアルクポ。とっても危険だったのでアルクポ!」
「今のヴァナ・ディールにはあんな怖いところがワンサカアルクポよ!サンクティア、海蛇の岩窟で助けてもらったお礼に、お家まで送ってあげるのでアルクポ」
世話好きのモーグリ族だから、サンクティアの為を思って懸命に説得している。
「だから一緒に帰るクポアル。きっとお父さんもお母さんも、心配してるのでアルクポ」
「ダメなのよ。私は決心したのよ。すごい賞金稼ぎになって、貧乏で臆病でとろい私は、生まれ変わるのよ。それに……きっとパパは私がいなくなったことにも気づいていないわ。私の誕生日すら覚えてない人だもの」
「そんなことはないのでアルクポ!サンクティアを捜してる冒険者が、ノーグに来てたのでアルクポ」
サンクティア

暫く二人のやりとりを見守っていたのだが、モーグリが自分のことを話し始めたのでサンクティアに近づいた。やっと追いついたのだ。
「……え?もしかして、あなたがその冒険者なの?」
「ほら!ちょうど良かったアルクポ!サンクティアのお父さんが、冒険者をやとったアルクポ!」
「そんなはずないわ。うちには、そんなお金はないもの。冒険者、あなたを雇ったのはいったい誰なの?」
ラバオでの出来事を話した。チェルバデュライのこと、ゾリボのこと。
「ゾリボのおじちゃん!?おじちゃんなら、きっと私のこと、心配してくれるわね……でも、ごめんなさい。私が旅に出たのは、おじちゃんのせいでもないし、まぁきっと大丈夫だからって、伝えてちょうだい」
そう言うと連れ戻される前にさっさと行ってしまった。
「あうあ。『まぁきっと大丈夫』っていう根拠がないのでアルクポよ!冒険者さん、その依頼人には、とりあえず元気だってことを伝えるのでアルクポ〜!このモーグリがついていれば、『まぁきっと大丈夫』くらいのことは言えるのでアルクポ!」
モーグリもそれだけ言うとサンクティアを追いかけていった。

ゾリボに捜してくれとは言われたが、連れ戻してくれと言われた覚えはない。
ラバオに戻っても待っているのは親ではなくて、本質的に「親の借金」だ。
賞金稼ぎになるのもいいんじゃないか。



11.とりあえずの終幕

「なんと驚いた!自力で、タブナジア群島にまで渡ったのか!?サンクティアは賞金稼ぎになるため……
しまった。やはり、あの話をしたのが間違いじゃった。タブナジア出身の『黄金のたてがみ』とバストゥーク出身の『銀刀のイズメニオス』と呼ばれた二人の賞金稼ぎ……。
この二人組が、20年ほど前、ヴァナ・ディールの歴史に残るような偉業を成し遂げたという話じゃ。
エピローグ
彼らはな、あの有名なアタルフォーネ盗賊団の頭領をとっ捕まえて、サンドリア王国に突き出したのだよ。その盗賊団には、莫大な額の報奨金がかけられて追ってな、その賞金稼ぎは大金持ちになったそうじゃ。
……だから、サンクティアも彼に弟子入りでもして報奨金を稼ごうと考えたのではないかな。オヤジさんの作った借金は普通に働いていては、到底、返せない額じゃしのう……。
ただ、モーグリと一緒に旅をしているのならば、少しは安心じゃ。モーグリは旅慣れているから、危険なところには連れていかん。
しかし、チェルバデュライめ。バクチに逃げてばかりいるからこういうことになるのじゃ。このことは、ワシからチェルバデュライに伝えておこう。さぁ、報酬を受け取りたまえ」

ラバオに戻りサンクティアの顛末をゾリボに報告した。


さぁ、次はどこに行こうか。


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[2006.11.12(Sun) 18:43] その他Trackback(0) | Comments(0) 見る▼
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みごにゃ 俺のからくりマクロ 

2006年05月21日 ()
 待ちに待ったハリーポッターの最新刊を読んで、前巻を買っていなかったことに気がついた者です。リアルネタでスイマセン。
予約せずに平積みから手に取ったので、本当のところは待望では無かったかも知れません。ちなみに近くの本屋で買った前巻は初版でした。


珍しく、マクロをちゃんと組んだのでアップしてみます。
え?こんなん参考にならんよ?
( ̄― ̄)





伏せ字だらけのコネタをトップページから追い遣るためにちょっとだけ必死。
Open↓

6c1.jpg

攻撃開始のマクロ
<stnpc>を使っているので実行後にモンスを選べます。
オートマトンが先に攻撃を開始し、一拍置いて自キャラが攻撃。
<lastst>を<stnpc>にすると、自キャラの攻撃を無しにしたり、マトンとは別の敵を攻撃できたりしますが、要らんわな。
6c2.jpg

マトンの攻撃解除。魔法を使う敵を引っ張ってくるのに使える。

6c3.jpg

ここからは各種マニューバのマクロ
まずはファイアマニューバ。
1行目と2行目が各マクロで異なってます。3〜6行目は同じ。
1行目はマニューバの特性をエコーで表示。
2行目はマニューバの実行。<st>を入れることで、エコーの内容を確認してから実行出来るようにしています。
マニューバは「負荷」という概念があります。各マニューバは実行すると「負荷」が10加算され、21以上で「オーバーロード」=マトンが停止してしまいます。
「負荷」は3秒毎に1ずつ減っていきますので約10秒ごとに実行すれば3つまで掛けることが出来ます。(マニューバのリキャスト時間は共通で10秒)
同じマニューバは2つまで掛けることが可能。

6c4.jpg

6c5.jpg

6c6.jpg

6c7.jpg

6c8.jpg

6c9.jpg

6c0.jpg

各マニューバマクロはここまで

Alt1は使い勝手からCtrl1と同じ内容にしてます。まぁ、好きずき。
今のところ余してるからそういう使い方。
Alt2はサポ白にした時用にケアルのマクロ。
Alt3はサポモで「ためる」にしてます。
Alt4はコンボ
Alt5〜8は空き。

6a9.jpg

オートマトンを取り出すマクロ。
別にメニューからでもいいんじゃね?  おっしゃるとおり^^;

6a0.jpg

オートマトンを片付けるマクロ。
自キャラがレベルアップするとオートマトンもレベルアップするのですが、一旦仕舞わないと次のレベルになってくれません。
このマクロの1行目でアクティべートのリキャストを確認しているのは仕舞ったはいいけど出せないとしまっt(以下略
また、もの凄くHPが減ってしまった時は、回復させるよりも一旦仕舞ってからもう一度取り出す方が断然速いです。え?知ってる?あ、そう( ̄― ̄)

Close↑

[2006.05.21(Sun) 10:22] その他Trackback(0) | Comments(0) 見る▼
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みごにゃ 調整中 

2006年05月11日 ()
テンプレ変更のテスト。
あんまよく分かってないので
元に戻ったら、それはヤリきれなかったということで。

ええ、そんなかんじ。

5/11 21:00 追記
試行錯誤しつつ、上のSSを変更。
「とっても俺らしい」
って、喜ぶのはどうか。



[2006.05.11(Thu) 19:21] その他Trackback(0) | Comments(3) 見る▼
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COMMENT

懐石 by Sigetoyo
懐かしい石。意味ワカラン。
というわけで解析付けてみたりして。

まだやってますw by Sigetoyo
記事タイトルの脇にあるアイコンをテンプレ主さんのアイコンから自キャラに変えてみました。
しかし、19×19ピクセルじゃぁせっかくの美人がなんだか分からないものに。



ああ、拡大してみるから悪いのか。

さらに by Sigetoyo
ウィンダス所属なので緑っぽく

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みごにゃ ザルカでなにを? ロケじゃね? 

2006年03月18日 ()
夏だぜ

Ohtake>どうもー、さまぁ〜ずでーす。
Mimura>つーか周り雪かよ。
[2006.03.18(Sat) 11:28] その他Trackback(0) | Comments(0) 見る▼
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みごにゃ 【爆笑○題】 

2006年02月20日 ()
Sigetoyo72.jpg

Ota>ギャッギャー。
Tanaka>うるさいよ。
Ota>ども、ワタクシ、ヤグリンです。
Tanaka>誰なんだよ。
Ota>この世界は田中がいっぱいです。
Tanaka>んなわけねーだろ。
Ota>うはwwここにもタナタルwwwwwwwwwww
Tanaka>違うって。
Ota>カタキンwwwwww
Tanaka>うるせーよ。
[2006.02.20(Mon) 22:17] その他Trackback(0) | Comments(0) 見る▼
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